フェチは一生治らない-第4回/パンプス

「フェチは時々治っちゃう?」

フェチの仕事を始めて早くも12年の月日が経ってしまった。始めは単なるマスネタ収集として活動していたのがいつの間にか本業になっている。これってどうよ?ま~一長一短だな~。好きな仕事をするのは人生にとって最適なんだけど、好きな事でお金を稼ぐというのはそうそう甘くないのが現実なんだな~。

ま~難しい話しはよしとして、この仕事をしていると自分のフェチを考える事がある。なんでフェチになったんだろう~って?いやいや、そんな単純なものではなくフェチの種類の話し。ここ2.3年実感しているのは、1.2種類のフェチの人って本当に幸せだな~って。

例えばストッキングフェチで足の匂いフェチで生足やブーツは興味ないとかね。本当にうらやましいと思う。だってそれだけあればいいんだし、目的もそれだけだから素人ゲットにしてもお金がかからない、説明も単純だし、プレイも短時間で終わるでしょ。

でもパンプスの場合はそうはいかない。まず足の匂いから始まって、ストッキング、網タイツ、ナイロン、生足、ブーツ、ミュール、ヒール、サンダル、ツバ、顔騎、ラバー、ビニール、手袋、スモーキング、集団、てこき、足こき、ペニスクラッシュ、サドル、女子大の廊下、痰ツボ、腋、人間便器、うんこ、おしっこ、リンチ、レザー、エナメル、緊縛、放置、奉仕、人間家具、ムチ、ローソク、ペニバン、露出、女装そして上記に係わる一切のこだわり。ああ・・もう面倒くさい!

唯一興味ないのは巨乳とフェラかな~。胸よりお尻が大きくないと意味ないからね。だから女ゲットするにしてもいろんなフェチを楽しみたいと思うから時間も金もかかっちゃう。マジ大変なんだから。

そんなこんなで今まで一度も風俗って経験ないんだけど、これってまたどうなのよ。ま~SMクラブが風俗に入るかどうかよくわからんが、クラブも18年位前に行ったのが最後。六本木のナインテールキャット、歌舞伎町のアフロディーテ、ここまだあったよね?あと赤坂の某クラブ。某って名前忘れたんだけど。だから射精系の風俗経験はないな~。つまみ食いに立ちんぼをちょっと。でもやっぱ日本人がいいよね。ムラムラしたらゲットしちゃえば・・・ってノリだからやっぱ金かかるんだね。でも風俗行く気ないから。

でも新たな悩みが勃発。毎日自分のフェチに係わっているとある日突然ノーマルに戻っちゃうの現象ね。あれれ・・?「フェチは一生治らない」って言ってる本人が治っちゃってどうすんの?!と言ってもしょうがないんだよね。パンプスは肉体的に変態でも精神的変態じゃないからさ~。

でも暑いね。さて街に繰り出して女の子の脇の下の匂いでも嗅ぎに行こっと・・・。