映画の話(2012年上半期ベスト5)/ゆ

はい、7月に入りました〜っ。
これから一気に暑くなるわね、ゆ、今年は夏を楽しむよ♪

今日は催促きたんで、恒例になってきました2012年上半期の映画話などグダグダダ〜っと書きますょ〜(半分は備忘録)。
ちなみに前回↓
http://eureka.32ch.jp/2004/diary/php/detail.php?TXT=120101134541122578.txt

ゆ的ベスト10を待ってる方や参考にしてる方も一部いるみたいですが役に立つかどうか謎・・・、とにかく今回もまた10本選ぼうと思ったんだけど。
今年はますます映画館に行けてないから(上半期は39本、詳細は下へ)10本も選べず。
なので上半期、劇場で観た映画(劇場でかかる度に繰り返し観に行ってる古い映画などは抜いて)5本にしました↓

【ヒューゴの不思議な発明(3D)】
ゆ、これは予備知識なくなんとなく行ったんですが映画愛に溢れた一本でした★
小難しい話じゃないし映像も3Dも素晴らしく、素直に感動した一本。
そう!アンチ「アバター」、そしてアバター以降の3D作品乱立に基本イライラしながら観てる私も、ヒューゴは3Dで観て大正解でした!
あ、もちろん2Dで観てもステキな映画だと思います。
ただ邦題に違和感。
てっきりスコセッシがハリーポッター的な映画を撮ったのかと思って「意外〜」とか思ったら、やっぱ違いました。

【ヤング≒アダルト】
くどい!痛快!とにかくイタ面白い!
だけどイタい主人公を「バカで迷惑なイタい女〜」と傍観してせせら笑うような映画では全くなくて。
この映画は別に30代の女性じゃなくても誰でも(男性でも)身につまされる部分がありそう。
重い作りではないですが、ヒロインに限らず昔の栄光や傷を引きずってる登場人物がアチコチに出てきます。
人って男女年齢関係なく「自分はあんなヤツとは違う!」「もっともっと」と思いながらお互い生きてる事も多くて、そしてそんな自分に嫌気がさしてもそうそう生まれ変われないよね?と鋭くついてくる一本。
そこがドッキリする映画でもあって人間らしく微笑ましい映画でもあった。
勝ち組、負け組、女子力、リア充etcって言葉でいかにも語られそうな一本ですが、むしろそれらの言葉の浅さを痛感する映画だと思った。
主演のシャーリーズ・セロンがリアルだし痛々しいし、だけど豪快でチャーミングで素晴らしい!
サントラもよいです。

【メランコリア】
いやぁ、さすが・・・、なんじゃこりゃ〜!な、とんでもムービー!
メンヘラな主人公が世界の終末に向けて生き生き、しっかりとしてくるのがなんとも〜(笑)。
ごちゃごちゃ語る事などなにもない鬱ムービーでちた。
爆笑です。
そしてとても美しい一本★

【国道20号線】
ゆ的2011年下半期ベスト10に入れた「サウダーヂ」の空族・富田克也監督作品。
サウダーヂより前の作品ですが、富田さんの撮る日本の地方都市の荒廃しきったリアリティーは一貫してんだなぁと。強烈。
私が言うのもおこがましいですが・・・、上手い。
楽しい話でも希望のある話でも全くないんで「面白かった」という感想は違和感なんですが、どんなに悲惨な場面でもリアリティーがハンパないと逆に笑いがくるのを実感する。
最後まで登場人物たちの日常や激安な日本の現状をモヤモヤしながら観入ってしまった。

【裏切りのサーカス】
ゆ的な上半期ベスト5にハッキリした順位はないけど1位だけあって、それはこの「裏切りのサーカス」。
なんでかっていうと、上半期で一番「映画的な体験」をさせてもらったから。
あ〜もうとにかく蘊蓄書くと長くなるんで書きません。
物語の伏線もビッチリでね、丁寧でよく出来てるんですが一回じゃ把握しきれなくて二回観に行きました。
シブい!!シビれた〜っ。
ジイサン萌えな人にもおススメ★

…以上、2012上半期ベスト5でした。

とはいっても自分的に本当に観るべき映画や観たかった映画を沢山観そびれ偏りもあるし、例えば「ヒミズ」や「ドラゴンタトゥーの女」などの話題作や、「宇宙人ポール」「幸せへのキセキ」のような映画好きにも人気があった作品の中にもピンとこない作品やNOもあるんで、マジに参考にならないと思います。
結局、好みの話ですしね。

上の5本に続き、「世界最古の洞窟壁画 3D 忘れられた夢の記憶」(…本当はこれがベスト2かも知れないけど、あまりにも個人的ツボすぎるし娯楽作好きにも単館上映系が好きな人にも特におススメできない。でも最高!)、「アトムの足音が聞こえる」、「永遠の僕たち」、「J・エドガー」などがまた観たいな〜と思う作品。
「J・エドガー」は映画としては地味だけど、あの題材をあんな風に作れるのは多分イーストウッドならではで、地味さの中に優雅さと丁寧さを感じました。贅沢。
「ドライヴ」の「おいおい〜っ!」と途中何度もツッコミたくなる超童貞ムービー感も爽快で好きでした。
映像もかっこいいよ★

★ゆ、2012年上半期・劇場で観た映画【39本 ※繰り返し観た作品含め】★

1月
「恋の罪」
「フライトナイト 恐怖の夜(3D)」
「宇宙人ポール」
「ミスター・ミセス・ミス・ロンリー」
「火宅の人」
「シン・レッド・ライン」
「夢」
「乱」
「半落ち」
「スリ」
「ラルジャン」

2月
「ヒミズ」
「J・エドガー」
「ルパン三世 カリオストロの城」
「ペントハウス」
「TIME」
「ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル」
「ものすごくうるさくてありえないほど近い」

3月
「ヒューゴの不思議な発明(3D)」
「ドラゴンタトゥーの女」
「日本列島 いきものたちの物語」
「ヤング≒アダルト」
「世界最古の洞窟壁画 3D 忘れられた夢の記憶」
「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」
「メランコリア」

4月
「バトルシップ」
「永遠の僕たち」
「ラビット・ホール」

5月
「裏切りのサーカス」
「ドライヴ」
「裏切りのサーカス」(2回目)

6月
「僕は人を殺しました」
「FURUSATO2009」
「国道20号線」
「幸せへのキセキ」
「アトムの足音が聞こえる」
「KIKOE」
「アメイジング・スパイダーマン」
「ファイナル・ジャッジメント」

2012年の後半も、魅力的な映画にたくさん出会えますよーにっ★