フェチは一生治らない-第3回/パンプス

「フェチは夢-憧れの女の園へ2」

え~と、どこまで書いたかな・・・。
合法的に女子大に珍入するかって?そんなのできる訳ね~だろっ!・・・まぁまぁ落ち着きなさいよ。だんなさん。サイトを見て発見したんですけどね、公開講座ってあるでしょ?そうそうこれこれ。聴講生とか、オープンカレッジとか使ったりしてるけど、大学によっては性別を限定しているのだ。(これって男女差別じゃね~か?)参加自由?ん、誰でも参加できますぅ?ん、って事はボクちゃんの様な変態でもいいって事か?(・・・)

早速関東近郊で気になる女子大のサイトをチェックした。あるじゃん、一杯あるじゃん。よしよし・・・。通える範囲の女子大へ資料請求すること6大学。全ての女子大が男女不問だ。夢の資料を見比べてみると、土日開催やら平日開催やら無料、有料それぞれ見えてくるモノがあった。

んんん、吟味する価値あるぞ~そんな時、ビデオ納品の電話がかかってきた。

「今忙しいので来週納品でいいっすか?」

人生にとって大切な時間を邪魔されたくない。まずは開催曜日だけど、土日は学生がいないじゃん。それじゃ~意味ない。これはパス。狙いは平日開催の講座だな。そこで選ぶ基準としては参加者参加型の講座はパス。当てられても別に勉強する目的じゃないからね。全く興味のない講座もな~。それにしても英会話が多いな~。英語は不自由してないからパス。ん?源氏物語・・・。歴史モノは大好きなんだよね~。え~っと、木曜13:00からか~。やっぱ仕事より女子大が大切だよな~。平日だし、学生も多いし・・・これに決め!

こうやって決めてると、段々欲が出てくるのよ~。結局木曜午前に1校、午後に別の女子大1校、翌日金曜の午前と午後にそれぞれ違う女子大2校に決定!ふ~、忙しいな・・・。

金曜の午後は一般生徒の必須科目の授業を公開講座としているやつで、それを承知なら参加可能の条件付きだ。って事は、回りは学生だらけ???。えっ、もしかして女の子だらけって事?????隣近所全員女?・・・。これやばくないっすか???

さてここでまた問題発生。公開講座といっても決してタダではないのだ。お金払うのよ。ちゃんと!その額合計、75000円也~。でもお金には換えられないよね。半年間毎週最高の環境で自慰ができるんだもんね。サラマン辞めてよかったよ。

さて公開講座初日。最初の関門は正門の守衛室だ。こちたら、正規なルートでの珍入なのだから万一咎められても正当な理由があるから安心・・・・ではない。だっていくら参加者といっても回りにはピチピチの女子大生だらけだから男は超目立つ。生まれて初めての普段の平日女子大侵入なのだ。自分の目が血走ってる。さらに目が泳いでる。それもクロールで。生徒と一緒に正門をくぐる。夢にまで見たこの瞬間・・・。あっけなく通過した。頭の中は真っ白けっけ。その正面に守衛室が見える。ああ、絶対止められるな~・・・どんな言い訳しよう・・・いやいや俺は公開講座に参加するんだよな・・・。あれ?何も起こらないじゃん。守衛ニコニコ元気な子(オヤジだけど)なんだよ。心配して損したな~。結局その後も各女子大への珍入に対して呼び止められる事はなかった。

受付を済ませて教室へ行く。ここは女の園、女子大である。思いっきり深呼吸。女特有の匂いが鼻腔を刺激する。どこへ行ってもこの匂いがする。またまた発見。女子大の女子トイレの扉は全部開いているのである。何故か?知らん。覗く奴がいないから閉める必要もないのだろう。座る場所は自由。今日は古典の講座だから取りあえず窓際へ着席。外には部室らしき建物が見える。おお~着替えてるゾ。窓あけっぱじゃん!おいおい、そこまで女子大って開けっぴろげなのかよ~。

授業は至って単調なひととき。まったりまったり時間が過ぎていく。授業終了10分くらい前になるとチラホラ学生が湧いてくる。窓の下は喫煙所らしくヤニ中の女の子達がスパスパタバコを吸っている。一見して7.80人はいる。でもツバを吐いている子はいないな~。でもこれが高校生だとペッペ吐くんだろうな~。女子校に公開講座はないものか~。授業も終わり回りの参加者もいなくなった教室。ちょっと息子を出して教壇に上がった。

女教授「今日は男のオナニー見学をしましょう。じゃこいつがオナニーしますので皆さんよく見ていてください。終わったらレポート提出してください。この授業は必須科目ですからね。」

この授業の参加生徒は80名。勉強しなくても卒業単位がとれる事で生徒の中では人気科目だ。生徒達の目の前で強制的にオナニーをさせられる屈辱感。みんながジロジロ見ている。

女教授-「じゃ始めて」

淡々と指示した。シーンと静まりかえった教室に漂う女臭。しごく音と息を殺す声が響く。

女教授-「出る時はちゃんと報告してください」女教授が指示棒の先でお尻を叩いた。
女教授-「返事は?」
ボク-「はい、わかりました」そのリアクションにヒソヒソと笑い声が広がった。3分、5分・・・。
ボク-「あっ」
女教授-「あれ出そうですか?」
ボク-「は、はい、出そうです」
女教授-「皆さん出るそうですよ。ちゃんと確認してくださいね。」
ボク-「出、出ます。出ちゃいます~・・・うううううっ・・・」
女教授-「出ましたね~。皆さん、ちゃんと確認できましたか?」

ざわめく教室。
「え~、ちょっと~見えないよ」
「何か少なくない?」
「いや~ん、見てなかった・・・」
女教授-「精子が出る瞬間が確認できなかった人はいますか?挙手してください!」
「は~い」教室の半分が手を挙げた。
女教授-「じゃもう一回見てみましょう。じゃ悪いけどもう一回やってもらえる?出るわよね?」
ボク-「ええ~っ、いや・・・・」
「もう一回、もう一回。もう一回・・・」

生徒達の声援に襲われる。ボクは仕方なくまたみんなの前で自慰を始めた・・・。
って一応これ妄想だからね!
そんな事になったらいいな~って思いながら息子をしまう。教室を出る。のどが乾いた。校内のコンビニに向かう。階段ですれ違うのはみんな女だ。(当たり前だけど)1階のコンビニはどこにでもあるコンビニ。でも客層が違う。全員女なのだ。店員も女。客も女。その中へ突入するのには相当の勇気が必要だ。こんな気持ちは始めてだ。普段マルキュとかでは平気で買い物ができるのに。女の子には相当の免疫ができているのに、この緊張は一体なんなんだろう。さすがのボクでも足が前にでない。回りには100人以上の女達がいる。ああ余計にのどが渇く。ドリンク売り場まで到達するのに1時間位に感じられた。ま~こんな中で自慰なんぞできっこないけど。

今日はこれ位にして退散しよう。っていうか、この後別の女子大の講座がまっているのだ。帰りのバスは運転手とボク以外は女しか乗ってなかった・・・。続きはまたいつか・・・。