こんばんわ、ゆみこです。
2年前に私が入院した時から実家に預けていたレオの具合が悪いとの事で、先週の木曜から横浜に帰ってました。
世はコロナ自粛、実家の母ももういい歳ですし、横浜に移動するのを数日悩みましたが「不要不急の外出」ではないと思い、フル装備で実家へ。レオの容態は悪く、獣医さんからもあと2、3日だと言われていました。
日曜、蘭花さんとの東京都感染拡大防止協力金の書類準備や確認、zoom配信などの用事で一旦東京へ。
もしかしたらこれで最後かと思い「もう頑張らなくていい、でも待っててくれたら最期まで隣で看取る」と心に決めてました。月曜、東京から実家へ戻ったらまだレオは待っていてくれました。今日はレオの最期までの事を書きます。
…いきなり直接ユリイカやSMに纏わる話じゃなくてごめんなさいね、でも鏡ゆみこ=ユリイカだし、鏡ゆみこにはA面もB面もないので。(ちゃんとコンテンツの更新もするよ!笑)
レオはご飯をずっと食べてないので先週から更に痩せてたけれど、それでも少し持ち直したりして時々ヨロヨロと歩いて水を飲み、好きだったお風呂場の蓋に上がりたがってニャーと鳴きました。トイレも上手にできないし、そもそも殆ど出すものもないのだけれどヨロヨロと向かう。
横浜に来てから一番長く過ごした2階の母の部屋にはもう自力では行けません。風呂場と1階の和室を時折り行き来するので、私もずっと和室で風呂にも入らず添い寝してました。
水曜、レオはいよいよ歩けなくなりましたが、それでもトイレや風呂場に行きたくなると立ち上がり、何時でもニャーと鳴きます。
夕方から大きな痙攣を数回起こして寝たきりになりとうとう水も飲めなくなってしまいました。スポイトやスポンジで飲まそうとしても頑なに飲まない。水を入れた皿を持って身体を支えてやるとペロペロと少し舐めます。
痙攣を起こす度とても辛そうなので、病院に連れて行って安楽死すべきか毎回悩んだのですが、痙攣が止むとキラキラした目でニャーと鳴き、めいいっぱい甘えながら私の腕に額をグッとつけてくるから、どうしたらよいのかわからなくなる。撫でたら微かに喉を鳴らしながら子猫のように揉む仕草を空でするから、抱きしめると弱々しく腕を揉んできます。
ぐったり横たわっているのに、突然思い出したようにモソモソと香箱座りになって、朦朧と窓の外を見たりもします。身体もずいぶん小さくなりました。低い体温もガリガリの背中も悲しかったけれど、もう頑張らなくていいよなんてこちらの勝手で、レオは命を最後までまっとうしたいんだなと申し訳なくなり涙が出ました。
死の概念を持たない動物は我々人間のような体裁や欺瞞もなくシンプルで尊厳しかないです。でものんびりしたレオがこんなに強情な子だとは思わなかった。時々交代してくれた母が「コロナ自粛じゃなかったらこんなに長く粘られてもずっとついててあげられなかったね」と笑って言ってました。
木曜の夜、レオを看取りました。最期は穏やかでした。頭を撫でていたらフミフミしながら最後にニャーと鳴いて意識がなくなり、22時ちょうどに首がダランとなった後もレオの心臓は14分間動き続けていました。
レオにとってなかなか壮絶な数日間で、こちらも片時も休ませてもらえませんでしたが、つき合えてよかった。命のシンプルな強さを感じながら、レオの小さな心音が止まるまで耳を当てて聴きました。
レオ、頑張りました。今までありがとう。看取る、なんておこがましくて、逆に勇気をもらった気さえします。私も頑張ろう。
私がレオにかかりっきりになっている間も、イカ嬢たちが「ユリイカ #STAYHOME」の準備を進めてくれてました。それってすごくない?
感謝しかない。みんな、本当にありがとう。さあ、私も動きますよ〜!今日はマーヤちゃんの動画と未公開写真をUPします
怒りや不安、悲しみだけでなく、心意気や友愛や信念や執念や劣情や欲望、希望も全部ごちゃ混ぜで日々は動き続けていきます。
今、全ての人間が…会社員も自営業も政治家も医者も主婦も学生も作家もetc、生き様を改めて問われてると感じます。私はユリイカが好き。イカ嬢が好き。そしてM男くんたちとイカ嬢が嬉々として戯れるユリイカを誇りに思っています。
今は戯れの時はちょっとおあずけ、ただ絶対にまたあの時間を取り戻そう。このblogを読んでくれてる人もそれぞれ大変だと思います。が、心臓が止まるその時まで生き抜こう。
ユリイカFANBOXブログよりセレクト、元記事はこちら!