ユリイカやってると日々いろいろな問い合わせがあるんだけど。
「ハードプレイをしたいんですけど、そちらにはハードなM男はいますか?」
趣味でSMをやってるS女性からの問い合わせ。
そういう方からの問い合わせや来店・・・、本来なら嬉しいんだけど、内容的には嬉しくない。
っていうか、ちょっと悩む。困っちゃう(笑)。
「一本鞭が思いっきり打てるM男はいますか?」とかね。別にユリイカ、バッティングセンターじゃねーし。
まず、「ハードの定義」ってどこなのだろう?という疑問。
多分、足フェチとか奉仕願望とか、「顔面騎乗が好きです」とか「乳首が感じます」とかじゃなくて、一本鞭とかアレとかソレとかetc、きっとそーゆう意味なのかな〜?とか想像はするんですけどね。
いやいや、顔騎も乳首責めもハードにだっていくらでもシフトできますし、吊りや一本鞭が好きな子にとってはそれ自体がハードとは限らないし。
こちらのやり方もいろいろあるわけだし。
中には、とにかく不特定多数の女性にいじめられたい趣向の人だっているけれど、例えばビンタが好きな子だって嫌いな人や知らない人にビンタをされたら・・・・、フツーに痛いしムカつく子も多いと思うの。
ま、ある意味ハードプレイかも知れんが(爆)。
でも少なくても私はやだなぁ、Mに災難や通り魔みたいに思われちゃうの。
逆に、好みの女性や思い入れのある女王にされた不条理なら、悶々としたり切なくなったり、或いは気持ちが満たされる事もいくらでもあったりもする。
マゾってそういう生き物なんだと私は思ってる。
とにかくMって身体と気持ちを預ける側だから、その相手選びにはある意味シビアでよいと思うし、S側もそこは知ってないとダメだと思う。
メンタルな世界だから。
この手の問い合わせがある度に思うこと。
「ハードでもソフトでも、最初はMが相手を選ぶから、まずは、貴女がいい、お願いしますって、M側ににじり寄らせてあげて下さい」
これはプライベートでも、SMクラブでもサロンでも、全部一緒だと思います。
そして、もしハードなプレイがしたくなったら、その日SMサロンでハードなプレイができるマゾを探すより、自分の方をしっかり向いてるマゾを、相手の目を見て呼吸を合わせて一から育てればお互いに本当に楽しめると思いますよ。
※画像は今日の日記にまったく関係ありません。